
ダイアモンド・オンラインでの記事。
『シニア1万人に聞いた「50代の過ごし方を後悔している理由」トップ3』
https://diamond.jp/articles/-/242502
実際のシニア1万人のアンケートの集計という事実です。
筆者がリクルートの営業マン時代に、
社内外の大手から中小企業の経営者や管理職の方たちからのアンケートとのことです。
50代で後悔していること1位から3位は、
1位 定年後の人生設計をしておくべきだった。
2位 モチベーションの低下
3位 アイデンティティの喪失
だそうです。
アイデンティティの喪失だったり、モチベーションの低下は50代でなくても、下手すれば40代からはじまると思います。
シニアの再就職で、よく笑い話で使われる話で
「あなたのスキルは何ですか」という問いに「部長ならできます」と答える管理職を笑うような話があります。
定年後に名刺を作り、裏に出身企業名や「元部長」などの肩書、
はたまた、ご丁寧に出身大学・学部まで入れているシニアもいるとのこと。
これも「アイデンティティの喪失」を恐れた典型と言えるかもしれません。
ただ、大きな組織で部長という肩書でその組織をコントロールしてきたスキルは、ある意味大変なスキルじゃないですか。
ペーパーワークよりも高次元で、非常に繊細かつ高度な能力かも。
場をコントロールする達人、気づかれずその場をコントロールしてしまう。
鼻につく態度で批判を恐れず組織を引っ張る部長。
そのスキルを客観的に抽象度高く言語化できれば
それこそ、大変なスキルだと思います。
私の得意先でも、50代後半の部長が外から入ってきてそこの社員から批判を受けつつも、
半年そこそこで、サラッと改革を推し進めた部長を見ました。
いやいや、大変なスキルだと思います。
このアンケートの1位から3位までは、
独立した課題でなく、3つセットで後悔があるんだと思います。
定年後の人生設計をするに当たり、
自分のアイデンティティだったり、モチベーションの維持だったり、当然考えると思います。
40代から50代になったらある程度、会社の中での行く末は見えてくると思います。
サラリーマンで役員になれる人って2%ぐらいじゃないですか?
すると98%の人は、モチベーションの維持に苦しむとすると
それを必然だと受け止めて、自分自身を棚卸しする必要があるんだと思います。
そうすることで、
人生100年時代を前向きに、有意義に生きていける。
そう考えます。
まだまだ、いっぱい時間が残されていると思えばワクワクしてくるじゃないですか!
ということで、
今日も一日頑張っていきましょう!
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