早期退職後も「年収700万円を死守したい」50代会社員の「甘さ」

人生100年時代!毎日楽しんでますか?人生楽しんだ者勝ちだと思っています。
まだまだ人生半分残っていると考えるとワクワクしてきませんか。一緒に楽しんでいきましょう!

最近、また早期退職・希望退職募集する企業が増え続けているようですね。
そんな中で、今日もこんな記事を見つけました。

早期退職後も「年収700万円を死守したい」50代会社員の「甘さ」

『50歳からの逆転キャリア戦略』(PHPビジネス新書)
を出版した前川孝雄さんが、「ダメな具体例」を提示してくれている。

大手メーカーサラリーマンの悲劇

Aさんは、
平成初期に国立大学の経済学部を卒業して大手メーカーに入社。
事業の海外展開に伴い、海外出張や転勤、単身赴任などを経験。
まさに、滅私奉公ってやつでしょうか。

しかし、ここ10年ほどアジアの新興メーカーの競争に勝てず、経営不振。
そして、度重なる早期退職の奨励が行われる。

いよいよ転職を考えて、その彼は前川さんのところに相談に訪れた。

「やりたいことって何ですか」

前川さんが彼に質問を投げかけた。
それに対してAさんは、

仕事というのは会社から与えられるものですよね。
やりたいとかやりたくないではなく、やるべき義務ですよね。
自分が何をやりたいかなんてことが関係あるんですか?

という反応。
典型的な大企業のサラリーマン的仕事観

自分がやりたいことについて、このような質問をされたことも、
考えたことも本当になかった。
就職活動時にぼんやり考えたことはあるのだろうが、
入社後は考える余裕もなく、会社の指示に従って真面目に働いてきたため、
思考が固まってしまったと言えるかもしれない。

ということのようである。

「従順なだけ」の人は必要とされなくなる

今や、経団連トップをはじめ日本を代表する大企業経営者口を揃えて
終身雇用や年功序列に象徴される「日本型雇用」はもう維持できないと言っている。

物凄いスピードで、世の中が変化して
AIなど最先端の技術により、仕事がなくなると言われている職業も出てくる時代だ。

そんな中、Aさんが転職に求める条件は、

現在年収800万円なので、せめて100万ダウンの700万円で転職したい。
家のローンもあるし、家族からのプレッシャーもあるんです。

との発言。本当にそういったかは定かではないですが

現在、日本で働く4割の人々が年収300万円以下です。
Aさんは、年功序列で上がりきった額である。
現在のAさんの市場価値は、そこまで高くはない。

今後の自分の職業人生を考えるとき、第一に考えるべきなのは「何をするか」であるはず。
給料はあくまでその仕事に対する対価である。

キャリアを積んできたミドル人材が転職すれば、プロフェッショナルとしての働きと成果を求められる。
このごく当たり前の前提がAさんの思考からは抜け落ちていたということ。

キャリア後半をどう使うか、自問自答から始めよう

ただし、今の40ー50代には同じような感覚で仕事を続けている方たちが
多く存在しているのではないだろうか。
実際、私の周りにも存在するし、多くは今の会社に可能な限りかじりついていたい!
という考えの方が大半のように感じる。

しかし、人生100年時代。
まだまだ、時間はたっぷりあるんです。

自分のキャリアについて、
自分の人生について、
自分自身の頭で考えて行きましょう!
5WHYなどの自問自答を積み重ねれば、きっと答えは見えてくるはず。

すぐに見えなくても、
やりたいことに打ち込んでいる社外の多様な人たちに会いに行く!
そういった行動を起こすことで、きっといろいろなことが見えてくるはず。

まずは、一歩踏み出すことで、新しい第二の人生が見えてくるでしょう!

さあ!行きましょう。次のステージへ!!!

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